童謡唱歌かるたより『砂山』 (35

(20) 砂山       【童謡】 大正11年      北原白秋作詞    中山晋平作曲・山田耕作作曲

    海は荒海 向うは佐渡よ(すずめ鳴け鳴け もう日は暮れた

1922年童謡音楽会で訪れた新潟で、新潟にちなんだ歌の注文を受け、その帰りに佐渡を一望出来る寄居浜で荒涼とした海と対面、これらの情景から詞を書き上げた。中山晋平の曲が有名だが私は山田耕筰作曲の方が好きだ。

ちなみに私は寄居浜には行った事が無いので、新潟の友人に電話して日が沈む時の色の感じと、遠くに見える佐渡のどの辺に日が落ちるのをうかがった。