月の沙漠 日本の歌故郷の歌かるた より (作品紹介

(30) 月の沙    【童謡】   大正12年  加藤まさお作詞  佐々木すぐる作曲

    月の沙獏を はるばると(旅のらくだが 行きました

作詞の「加藤まさお」は竹久夢二らと並ぶ抒情画家・詩人で、結核の療養で訪れた御宿海岸の景色から発想したとされている。「沙」が砂浜の意味があると言われる。アラビアンナイトの遠い地の夢物語を絵本で育った私にとって、この歌はかっこうのバックミュウジックであった。なにか寂しいこの曲に心を奪われるのは何なのだろうか。

 

No replies to “月の沙漠 日本の歌故郷の歌かるた より (作品紹介”