”金唐革紙”を作る (早稲田大学オープンカレッジ 木版画教室にて)

金唐革紙を作る(早稲田大学オープンカレッジ 木版画教室にて)

金唐革紙(9)金唐革紙を作る

早稲田大学オープンカレッジの「木版画教室」では、来春の企画に“金唐革紙”の制作を考えている。dscn6292dscn6288自分で模様を作り、版木を彫って、金箔を貼って、空摺りで凹凸を出し、手彩色で色を付ける作業を全て自分で行ってみたいと思っている。その後は、版での彩色を試みるのも面白い。

とは言っても、簡単には出来ないと思うので、楽しんで段々とレベルを上げてゆきたいと考えている。

①空摺りの技法で版を作る。

金唐革紙を考えたと云われる平賀源内は、空摺りの技法を鈴木春信から享受されたと思われている。源内の住んでいた長屋に鈴木春信も住んでおり、平賀源内の所のサロンに参加していたと云われるので、春信の空摺りの技法を応用すると云うのは当然だろう。

先ずは「線彫り」から入り、進化させたい。

 

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