我が家の襖に張られていた「金唐革紙」
金唐革紙(金革紙)⑤
我が家の襖に張られていた「金唐革紙」
私の育った「世田谷梅ヶ丘」の家には金唐革紙が張られていました。父が昭和14年頃新居を構えた時、(正確に言うと、祖父に作って貰った)和室の8畳間に貼ってあったもので、子供たち3人の部屋になっていました。育ち盛りの男の子3人でしたから、相撲を取ったり・とっくみあいのけんかをしたりで破けても目立たないこの丈夫な襖には助かりました。写真は梅が丘の家が老朽化し昭和56年壊す事になった時に壁から剥がしたものです。母の話では、父の実家の襖は色付きの金唐革紙でそれはそれは異様な雰囲気だったといいます。
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