アーカイブ: 2018年9月

東京江戸百景(19) 『 堀切菖蒲園 』

東京江戸百景(20) 『堀切菖蒲園」 広重の「江戸百景」等での堀切菖蒲園は、広い田園の中に菖蒲が沢山咲いていた。都市化が進んだ今は、狭い(失礼!)園内に、沢山の品種が行き届いた手入れの中咲いていた。

 東京江戸百景(18) 『 九品仏のおめんかぶり 』

東京江戸百景(18) 『 九品仏のおめんかぶり 』   世田谷奥沢の「九品仏」と云われる浄真寺で、3年に一度行われる「二十五菩薩来迎会」(通称お面かぶり)と云う行事がある。菩薩の来迎の様子を表したもので、本堂と […]

東京江戸百景(17) 『 酉の市の見世物小屋 』

東京江戸百景(17) 『 酉の市の見世物小屋 』   子供の頃、世田谷のボロ市にも、「蛇女」の見世物小屋が掛かっていた。ただで小屋の中を見ようと、一所懸命に首を伸ばした記憶が残っている。もう無いのでは?と思って […]

東京江戸百景(16) 『 入谷の朝顔市 』

東京江戸百景(16) 『 入谷の朝顔市 』 江戸時代に二度の朝顔ブームがあったと云う。「変化朝顔」というもので、突然変異による奇態種を作り出しては育て・鑑賞すると云う。実は、私の家にこの文化文政期に作られた変化朝顔の版画 […]

東京江戸百景(15) 『 亀戸天神 うそ替え神事 』

東京江戸百景(15) 『 亀戸天神 うそ替え神事 』   うそ替え神事は、菅原道真を祭る天満宮で行われている神事で、「鷽」という鳥の木彫りのお守りを参拝者がお互いに取り替える、または買い替えることで前年におきた […]

東京江戸百景(14) 『 日の出の鳳凰の舞 』

東京江戸百景(14) 『 日の出の鳳凰の舞 』 西多摩郡日の出町大字平井の春日神社の祭礼に奉納される舞で、京都の雨乞いの舞・風流踊り・江戸の太刀踊り等が加わった勇壮活発な舞と云われる。他の地区には見られない芸能が、何故か […]

東京江戸百景(13) 『 木場の角乗り 』

  隅田川の河口に設けられていた建設資材の貯木場として発展してきた『木場』も、河口周辺の埋め立てが進み、狭くなって現在は『新木場』への移転となっている。佐賀町の力自慢と同様に、木場の貯木場で働く筏師が、鳶口一つ […]

東京江戸百景(12) 佐賀町の力持ち

東京江戸百景(12) 『 佐賀町の力持ち 』   大名の藩米を扱っていた蔵前の札差の米倉が深川の佐賀町の川沿いに立ち並んでいた頃、そこの荷役人達が力自慢・余興などに俵を持ちあげて見せて楽しんでいたと云う。力持ち […]

東京江戸百景(11) 矢切の渡し

東京江戸百景(11) 『 矢切の渡し 』   柴又の帝釈天の裏に抜けると、江戸川の土手にぶつかる。そこは、「男はつらいよ」に出て来る河原・グランド・土手の道が広がり、そこから対岸に渡れる「矢切の渡し」がある。、 […]

東京江戸百景(8)王子の凧市 

東京江戸百景(8)  『 王子凧市 』   度々の大火事に見舞われた江戸は、熱風が大火につながることから、風を切って揚がる凧を火事除けのお守りにしたといわれている。2月初午の日の王子稲荷神社凧市では、「火伏の凧 […]