アーカイブ: 2014年7月

童謡・唱歌  「牧場の朝」

(43) 牧場の朝     【唱歌】(24)     昭和7年  杉村疎人冠作詞  船橋栄吉作曲 ただ一面に たちこめた(牧場の朝の 霧の海 モデルとなった福島県鏡石町の岩瀬牧場では、明治40年にオランダから乳牛と農機具 […]

童謡唱歌 「故郷」

(42) 故郷     【唱歌】(2)      大正3年  高野辰之作詞  岡野貞一作曲 うさぎ追いし かの山(小鮒釣りし かの川 私の「故郷」のイメージは理想郷的な所で、ごく平凡な景色だ。友人の奥さんの田舎が〝山の麓 […]

童謡・唱歌  「冬景色」

(41) 冬景色     【唱歌】(71)     大正2年    作詞 不詳   作曲 不詳  さ霧消ゆる 湊江の(舟に白し 朝の霜 一番が水辺の朝、二番が田園の昼、三番が夕べの里で厳しい冬の息使いを格調高い詞で詠まれ […]

童謡唱歌 「ふじの山」 かるた札・作品紹介

(40) ふじの山    【唱歌】(54)     明治43年  巌谷小波作詞  作曲 不詳 頭を雲の 上に出し(四方の山を 見おろして 昔は、富士山はどこからも見られた。丹沢山塊の山なみの上に小さく見えた。富士山と他の […]

童謡唱歌 「春の小川」歌留多札紹介

(39) 春の小川      【唱歌】(9) 大正10年  高野辰之作詞  岡野貞一作曲 春の小川は さらさら流る(岸のすみれや れんげの花に 高野辰之は、代々木の山谷に住んでおりこの詞を書いたと言われる。小田急沿線で育 […]

 『東京江戸百景』の内 「亀戸天神の藤」 作品紹介

 『東京江戸百景』の内 「亀戸天神の藤」 広重の『江戸百景』の中で一番有名ではと思われる作品に、この「亀戸天神の藤」があります。“名所と花 ”を考えると亀戸には「梅」もありますが、ここでは他に譲るとしてやはり亀戸と云った […]