2013年2月18日 : 作品紹介
(7) お正月 【唱歌】(94) 明治34年 東 くめ 作詩 滝 廉太郎 作曲
もういくつねるとお正月(お正月には 凧あげて
明治34年の「幼稚園唱歌」に掲載されたこの曲は、「東くめ」による我が国最初の口語体で書かれた詩で、後輩の滝廉太郎に作曲を依頼、日本で最初の西洋風音符で書かれた作品の一つとなっている。子供の頃私がこの歌を歌ったら父が何故か気に入って何度も歌わせられた思い出がある。今は、歌う度に父を思い出す。
歌の思い出が深いのでリストに入れたのだが、“正月”イメージの図柄が思いつかず困った。仕方なくの「説明ぽい絵」になってしまった。