木版画 作品紹介 26 かなりや
(11) かなりや 【童謡】(75) 大正7年 西條八十作詞 成田為三作曲
大正7年雑誌「赤い鳥」に作詞『西條八十』・作曲『成田為三』により掲載。曲の付いた童謡として初めて発表された作品で、これ以降童謡に曲を付けて歌われる事が一般化したと云われる。
私は、歌詞の意味を「作品を作らない(れない)のに偉そうに作家気取りで居ないように、下手は下手なりに創作意欲を大事にしよう」と自分なりに解釈して戒めている。(解釈が間違っているかもしれないが。)
子供の時、鳥が飼いたいと騒いでいたら親戚の叔母さんが飼っていたカナリアをプレゼントしてくれた。ラジオから歌謡曲が流れても何の反応も見せなかったが、オペラの歌曲が流れると一緒に歌っていた。童謡にはどうだっただろうか。