=東日本大震災からの郷土芸能の絆=木版画展
伊藤卓美 木版画展
2013年4月10日(水)~5月5日(日) 12:00~17:00
(4/14・15・21・22・29休館、最終日16:00迄)
所 奥野かるた店 2Fギャラリー
《千代田区神田神保町2-26 ☎03-3264-8031》
東日本大震災の後、最初に自粛が叫ばれたのが「祭り」でした。でも、地元で一番に求められたのが「絆」を大切にした祭り等の伝承行事でした。こんなにも素晴らしいものが無くならない様にと心配しての民俗芸能版画制作の歴史でしたが、その心配は不用なものだったかもしれません。一年後には、七夕の山車が瓦礫の山の間を進んでいました。仮設住宅の前で、ビニールシートの上で神楽が舞われました。都会の祭りでは無くなった「郷土」がそこにあったからでしょうか。(作品は、陸前高田のけんか七夕・石巻市の雄勝法印神楽)
今回は、東日本の郷土芸能作品を中心に30数点を展示いたします。