2014年12月16日 : 作品紹介, 宮沢賢治
宮澤賢治 題材の木版画作品 3―1
作品制作順に紹介する事にします。
(1)8 原体剣舞連 1973年1月制作 画寸 270×1080 mm
初めて剣舞を見たのは中一の時、花柳徳兵衛舞踊団による「鬼剣舞」で、凄く感動したのを覚えている。北上市地域で盛んに踊られている“完成された”この剣舞と賢治の詩が結び付いて作品となった。「原体」が“はねこけんばい”と呼ばれる江刺地方で踊られていた別の剣舞とは知らないでいた時の作品で「鬼剣舞」となっている。棟方志功の「やまとしうるわし」に影響されての横長作品だ。