2013年3月17日 : 作品紹介
【歌曲】(28) 大正15年 北原白秋 作詩 山田耕筰 作曲
この道は いつか来た道(ああそうだよ アカシヤの花が咲いてる
白秋が大正14年に北海道を訪れた時見たあかしやの花・時計台・馬車等、札幌をなつかしみ、亡き母への想い懐かしんだ詩で、1926年に雑誌「赤い鳥」に掲載、翌年山田耕筰が曲を付けたものと云われている。子供の頃ある道を歩いていたら、「この道は以前馬車で通った事がある道だ」と思った事があった。馬車に乗った事など無いに決まっているのだからそれはこの歌からの夢だったに違いない。