背くらべ 童謡唱歌かるた より (作品紹介36
(21)背くらべ 【童謡】 大正8年 海野 厚 作詞 中山晋平 作曲
柱のきずは おととしの(五月五日の 背くらべ
端午の節句は男の子の節句となり、鯉のぼりや旗を立て、武将等の人形を飾り、背の丈を測り、凧揚げをし、柏餅やちまきを食べ、菖蒲湯に入る等、各地でいろいろな行事が伝承されている。私も父のアトリエの中央にある柱で身長を測ってもらった思い出がある。太い線に色々な色で名前が書かれていたのは、父がその時描いていた絵具だったのだろうか。私も父にならって平屋の細い柱だったがこの歌を歌いながらサインペンで印を付けた。子供達は、この習慣を受け継いでくれるだろうか。柏餅は食べたが、ちまきは食べた事が無かったので未だに憧れが強い。