2013年4月22日 : 作品紹介
(24)だいこくさま 【唱歌】 明治38年 石原和三郎作詞 田村虎蔵作曲
大きなふくろを かたにかけ(大黒様が 来かかると
古事記に書かれている大国主命の「因幡の白兎」の伝説を歌にしたもの。この大国主命の「国譲り」の話は、大和族に吸収されてゆく出雲族の悲哀を感じ一寸悲しい。大国主命の優しさが大好きなのだが外国の神である「大黒天」と混同されてしまうとは何とした事であろうか。