カテゴリー:招き猫のアーカイブ

豪徳寺の『まねき猫』  ⑩  “郷土玩具”の再現を試みる

昔の“郷土玩具”「豪徳寺の招き猫」が、白黒写真でしか残っていない現実を憂い、ついに再現を試みてしまった。と云っても、もう15年も前の話で、その後の進展は無い。どかされてしまった門前の「山崎商店」販売所の跡地を見ては憂い、 […]

豪徳寺の『まねき猫』  ⑧     “郷土玩具”の生産地

昭和39年刊の「日本郷土玩具辞典掲載の「豪徳寺の招き猫」では、“土製の小さくて可愛らしい白の招き猫である。豪徳寺で参詣土産として売られる。”と解説されていた。 豪徳寺の地「世田谷」には“招き猫”を作る産業は無かったので、 […]

豪徳寺の『まねき猫』⑦ 郷土玩具“招き猫”

豪徳寺の『まねき猫』  ⑦郷土玩具“招き猫” 私が「郷土玩具」に興味を持ち始めた時、私の中の招き猫に「豪徳寺」は無く、コレクター著による本を見ても、「豪徳寺」は入っていなかった。ある時、「日本郷土玩具辞典」(西澤笛畝著1 […]

豪徳寺の『まねき猫』⑥    看板の招き猫―2

豪徳寺の『まねき猫』⑥    看板の招き猫―2 招福観音堂に飾られていた・・・今はもう無い画像を見つけた。「鈴木心のねこらむ 2011、10」で氏が取材で訪れた豪徳寺の「招福観音堂」の内部を窓越しに写したもので、正に私が […]

豪徳寺の『まねき猫』  ⑤  看板の招き猫

豪徳寺の『まねき猫』  ⑤  看板の招き猫 同じ「KANBAN」の本の中に、“大入り祈願”の看板を見つけた。こちらは「明治時代」で、清光楼さんへと「悦子」「力吉」という人から送られたもので、やはり遊郭関連のもののようだ。 […]

豪徳寺の『まねき猫』  ④  置物の招き猫

豪徳寺の『まねき猫』  ④  置物の招き猫   (5)江戸両国の2軒の遊女屋が金・銀の猫の置物を店頭に飾って繁盛したと云う(1780年頃)。このように、客を招くと云う所から、「福助」や;招き猫」の置物を店先に置 […]

豪徳寺の『まねき猫』③   浮世絵の「招き猫」

  由来書の多くは、後の人による「創作」が多いので、素直には認められない。その点、浮世絵の中に描かれているのは事実に間違いないだろう。 歌川広重作「浄るり町繁華の図」(大判錦絵6枚貼り込み本1852作37x26 […]

豪徳寺の『まねき猫』  ② 由来

豪徳寺の『まねき猫』  ② 由来 招き猫の由来を調べてみると諸説あるようで、広島県福山市の「日本郷土玩具博物館」がまとめたのがあったので簡略して紹介する。 江戸城を築いた太田道灌が黒猫に自性院へ導かれ救われた。(1400 […]

豪徳寺の『まねき猫』① はじめに

豪徳寺の『まねき猫』① はじめに 私が育った世田谷梅ヶ丘の近くには「豪徳寺」があり、よく遊びに行った。隠れん坊・手つなぎ鬼・池での釣りで、招き猫のことは知っていたが興味が無かった。少なくとも『郷土玩具』と云う範疇には無か […]

豪徳寺古型復刻版の招き猫を出品

情報30 猫町家デ猫祭 2012年4月28日(土)~5月20日(日) 町家画廊&茶房&貸し部屋 風の倶楽部 京都市東山区小松町564-4(安井金毘羅宮南鳥居前) 猫をテーマに絵画・版画・陶磁器・工芸・猫本等の作品が集結し […]