小田急個展を終えて
小田急個展を終えて
お陰様で9月23日~29日新宿小田急百貨店で開催された「第19回伊藤卓美木版画新作展」も無事終了、1か月が過ぎやっと一段落したといった感じです。
もうそろそろ新作をと気がつくと半年たっていたというのが毎回なので、今回は次回に向けて早目のスタートと行きたいと考えています。
今回の小田急展は、「東京江戸百景」① がメインで、第一作~十九作のまで”初お目見え”でした。次回は『その②』となるので、どういう作品を揃えるかが課題になりそうです。
「宮沢賢治」は、今回は珍しく「文字」をメインにした作品に挑戦してみました。難解なものは遠慮して、とりあえず私でも知っている・解るだろう作品から選びました。サブ的に入れたバックの景色でしたが、”文字はいらない”と言われたりで難しい課題でした。
絵葉書セットは、「農民芸術概論」の中の言葉で作ってみました。良い言葉なのに意外と引用されていないのが驚きでした。お礼状にも使ったら好評でした。《お礼状に使った作品添付》
小田急個展の案内状を送った花巻の友人から、来年は賢治生誕120年だから、また花巻で作品展をする予定は無いのか?との返信がありました。実は、今回展に併せ「花の作品」「賢治関連作品」の作品集を考えていたのですが、間に合わず、「花の作品」だけになっていました。と云うことで来年は、賢治生誕120年を記念しての小冊子作品集になるのではと思っています。