カテゴリー:東京江戸百景のアーカイブ

第21回 伊藤卓美 木版画展 のお知らせ

新宿小田急百貨店で隔年開催しておりました「新作展」を今年も開催いたします。21回展ですので、驚きの42年目となります。シリーズで製作中の『東京江戸百景』と、ユネスコ世界遺産に指定された「小正月の来訪者」(なまはげの仲間達 […]

東京江戸百景(31) 『桔梗門』

江戸城の石垣が残っている所となると、皇居と、見附となる。桔梗門が入る作品を制作してみたら、全く同じ構図での著名な作家の作品がすでに存在していた。  

東京江戸百景(30) 『浅草寺の羽子板市』

東京江戸百景(30) 『浅草寺の羽子板市』 江戸時代、 浅草寺では、12月18日の「納め観音」の日に、正月用品や縁起物を売る店が境内に集まる「歳の市」が開かれていた。 現在は女子の誕生した家に羽子板を送る風習の「羽子板市 […]

東京江戸百景(29) 『西新井大師の牡丹』

東京江戸百景(29) 『西新井大師の牡丹』   関東の高野山と呼ばれている総持寺は、西新井大師の通称で広く知られ、月5回の縁日をはじめに節分・植木市・・・・と、年中行事は多くの参拝者でにぎわっている。「牡丹」は […]

東京江戸百景(32) 『奥多摩梅沢獅子舞』

  東京の「獅子舞」は、“竜”のカシラを頭に乗せ、腹に鞨鼓を付けて3匹で踊る形の物が主流で、関東地方に広く伝承されている。新潟の越後獅子・会津の彼岸獅子も、東北の八頭で踊られる「鹿踊り」も同系となる。都心近くで […]

東京江戸百景(28) 『王子の名主の滝』

  江戸末期、地元の名主畑野孫八が屋敷内に作った滝で、避暑に開放したので「名主の滝」と云われたという。広重の作品に「名主の滝」と思われるもっと水量の多い作品があった。王子は、飛鳥山公園(紙の博物館)・王子神社・ […]

東京江戸百景(27) 『洲崎の津波警告の碑』

東京江戸百景(27) 『洲崎の津波警告の碑』   寛政3年(1791)の津波で付近の家屋が流され住民が沢山亡くなった。 幕府はその一帯を買い上げ空き地とし住むことを禁じ、碑を建てた。今、その空き地にはビルが乱立 […]

東京江戸百景(26) 『大國魂神社のからす団扇』

東京江戸百景(26) 『大國魂神社のからす団扇』 武蔵の国の総社である「大國魂神社」は、格式の高い大きな神社で、5月の大祭は“くらやみ祭”とよばれ有名だ。七月に行われる「すもも祭り」では、五穀豊穣・悪疫防除に「烏団扇」が […]

 東京江戸百景(25) 『芝神明の千木筥』

東京江戸百景(25) 『芝神明の千木筥』   “東京のお伊勢さま”と云われている芝大神宮は1005年創建の古い社の由来を持つが、今は、現代的なコンクリートに囲まれた社殿で、江戸の雰囲気は全然感じられない。9月に […]

東京江戸百景(24) 『柴又帝釈天のはじき猿』

東京江戸百景(24) 『柴又帝釈天のはじき猿』   柴又帝釈天は、「男はつらいよ」ですっかり有名になったが、江戸時代からの「庚申待ち信仰」のメッカであった。風情のある門前町で、庚申の日なぞは今でも大層な賑わいだ […]