ニューヨークでの作品展のお知らせ

ニューヨークのギャラリーから作品展のお誘いがあり、先方の希望の作品を30点送りました。

会期: 2019年5月11日~7月14日

創作版画に魅せられたギャラリー主が、何人かの作家での作品展を開催したいとの事で、他の作家が誰だかは聞かずの発送で、後で名前が分かった次第です。ぶらっと見に行ける近さではないので、どなたか‟ついでに”にでも見ていただき情報等いただけたら嬉しいです。

WAKING BULBS of the SŌSAKU-HANGA

AKIYAMA IWAO

AZECHI UMETARO

HIRATSUKA UN’ICHI

IWAMI REIKA

MINAMI KEIKO

TAKUMI ITOW

YOSHIDA CHIZUKO

MAY  11-JULY  14  2019

belli x token

481 VAN BRUNT ST, #9A

BROOKLYN, NY  11231

すべての投稿への最新コメント

    最近の投稿

    post 伊藤悌三遺作展=風景を描く= のお知らせ

    前回、伊藤悌三生誕110年を記念に、‟女性を描く”として、女性像の作品を展示しました(裸婦意外)。

    今回は、「風景作品」を展示致します。「人物画」作家と思われますが、風景・花の作品もかなり描いていました。昔は中々「裸婦」を買ってくれる人がいなかったので、生活の為?の制作だったのかもしれません。手元に残っている作品は少なく、ネットにもほとんど出て来ません。やはり飾りやすい画材だからでしょうか。山を描く絵描き仲間が作った「山岳画家協会」?に入れと勧誘されたとき、私は「山麓画家」だからと遠慮したという話を聞いた事がありました。日本全国の山を結構描いていたようで、絵を描きに行っては、温泉に浸かって美味しい料理を食べていた様です。(家族からすると、けしからん話です)

    改めて風景作品を見てみると、私の版画が、かなり影響を受けている事が分かる気がしてしています。毎日見ていて育ったのですから。

    = 風景を描く =

    伊藤悌三 遺作展

    2019年5月17日(金)~26日(日)

    10:00~17:00 (22日は休廊 最終日は16:00迄)

    所:神奈川県相模原市緑区橋本6-27-1 ぎゃらりープラット

    5月17・19・26日は会場に行くつもりです。

    ■伊藤悌三略歴:1907年(明40)東京浅草生。(昭2)岡田三郎助氏に師事。(昭8)帝展初入選(以後連続入選)。(昭9)東京美術学校油画科卒業。(昭16)文展第一回岡田賞。(昭18)佐分利賞。文展無鑑査。(昭18.9)天覧画制作のため陸軍より南方各地に派遣。(昭27)日展・光風会・新樹会を退き、以後無所属作家として個展で発表。(平10)逝去90歳


    post 「藤田嗣治」氏に関連して ①

    「藤田嗣治」氏に関連して ①

    「藤田嗣治」からの手紙

    私の一番のお宝が「藤田嗣治」からの手紙です。と言っても60歳もの年の差なのですから私との文通なぞ在る訳ないのですが・・・。(敬称略にて失礼)

    実は、終戦直後、藤田嗣治がお米に困っていると聞いた父が、母の実家(宮城県登米町)の方にお米の余裕があるのでどうしましょうかと手紙を送ったときの藤田嗣治からの返信手紙でした。

    丁度私が生まれてすぐの時で、父は手紙の文面の中に三男卓美が生まれたと書いたようでした。藤田嗣治からの返信は「お米の都合が付くとの事で非常に嬉しい』という内容ですが、文面の最初に桃の中から男の子が立ち上がった絵と、卓美君誕生芽出度し 芽出度し・・・・と書かれており、文面の最後は『卓美のおやじ殿』となっていました。用紙には「陸軍報道部」とあり、時代背景を感じさせます。この手紙を発見した時、真っ先に「これは私のもの!」と宣言し兄達には何も言わせなかった思い出の物です。

    父から聞いたいろいろな「藤田嗣治」の思い出話も、ちゃんと記録に残しておいた方がよいのではと思い、うる覚えですが書いて見る事にします。


    post 東京江戸百景(31) 『桔梗門』

    江戸城の石垣が残っている所となると、皇居と、見附となる。桔梗門が入る作品を制作してみたら、全く同じ構図での著名な作家の作品がすでに存在していた。

     

    以前の投稿

    東京江戸百景(30) 『浅草寺の羽子板市』

    東京江戸百景(29) 『西新井大師の牡丹』

    東京江戸百景(32) 『奥多摩梅沢獅子舞』

    東京江戸百景(28) 『王子の名主の滝』

    東京江戸百景(27) 『洲崎の津波警告の碑』

    金栗四三の事