東京江戸百景(29) 『西新井大師の牡丹』

東京江戸百景(29) 『西新井大師の牡丹』

 

関東の高野山と呼ばれている総持寺は、西新井大師の通称で広く知られ、月5回の縁日をはじめに節分・植木市・・・・と、年中行事は多くの参拝者でにぎわっている。「牡丹」は、その昔奈良の総本山長谷寺から移植されたと云われ、文化・文政の頃から「牡丹園」として充実、名所となって受け継がれている。

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    post 東京江戸百景(32) 『奥多摩梅沢獅子舞』

     

    東京の「獅子舞」は、“竜”のカシラを頭に乗せ、腹に鞨鼓を付けて3匹で踊る形の物が主流で、関東地方に広く伝承されている。新潟の越後獅子・会津の彼岸獅子も、東北の八頭で踊られる「鹿踊り」も同系となる。都心近くでは中野区にも伝承されているのだが、ここでは奥多摩地方のものとなった。


    post 東京江戸百景(28) 『王子の名主の滝』

     

    江戸末期、地元の名主畑野孫八が屋敷内に作った滝で、避暑に開放したので「名主の滝」と云われたという。広重の作品に「名主の滝」と思われるもっと水量の多い作品があった。王子は、飛鳥山公園(紙の博物館)・王子神社・王子稲荷・名主の滝。一里塚・・・・見る所が沢山です。


    post 東京江戸百景(27) 『洲崎の津波警告の碑』

    東京江戸百景(27) 『洲崎の津波警告の碑』

     

    寛政3年(1791)の津波で付近の家屋が流され住民が沢山亡くなった。

    幕府はその一帯を買い上げ空き地とし住むことを禁じ、碑を建てた。今、その空き地にはビルが乱立している。碑は関東大震災・空襲に耐え、かろうじて残っている。

     

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    金栗四三の事

    平成三十一年 あけましておめでとうございます。小正月おめでとうございます。

    東京江戸百景(26) 『大國魂神社のからす団扇』

     東京江戸百景(25) 『芝神明の千木筥』

    東京江戸百景(24) 『柴又帝釈天のはじき猿』

    東京江戸百景(23) 『 井の頭弁財天 』