童謡唱歌 「雪」 木版画かるた より

(50) 雪  【唱歌】(89)     明治44年       作詞 不詳   作曲 不詳

雪やこんこ あられやこんこ(降っては降っては ずんずん積もる

「雪やこんこん」と覚えていたら、「こんこ」だつた。降る情景の表現と思うのだが。「犬は喜び~」だと思っていたらそれは二番の歌詞だった。犬猫が身近な動物だったからだろうか。

小学生の時の思い出。   「詩を作れ」という国語の授業で、文才の全く無い小生は、苦し紛れにこの歌の文句を変形させたみっともない詩を提出した。それがクラスの文集に載ってしまい、父兄にも見られ恥ずかしい思いをした。(実は今でも、その文集が出て来てしまったら・・・・と怯えている)

 

めでたく童謡・唱歌作品等「50作品」の紹介を致しました。

実は、「続」を制作していました。

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    (49) 夕焼小焼  【童謡】(3)     大正12年   中村雨紅作詞  草川 信 作曲

    夕焼小焼で 日が暮れて(山のお寺の 鐘が鳴る

    全国各地の多くで、小学生等の帰宅の合図としてこの曲が流され親しまれている。中村雨紅の故郷は八王子の「旧恩方村」で、私はハイキングで偶然ここを通りがかり、何で「夕焼け小焼けの碑」があるのだろうかと不思議だったが理由がわかった。「小焼け」とはどういうものなのか解らず色々な人に聞いて見た。「韻を踏んでいる」「一寸という意味」「夕日が沈んだ後にもう一度赤く光るのを云う」等の説があった。それ以来、夕日が沈むその時は見入ってしまう。アメリカのオハイオに行った時の夕日は日本の夕日とは全く違った。どうして西側全面がまっ赤だったのだろうか。国が大きいと夕日まで大きいのだろうかと思った。


    post 童謡・唱歌かるたより「桃太郎」木版画

    (48) 桃太郎     【唱歌】(93)      明治44年  作詞 不詳    岡野貞一 作曲 

    桃太郎さん 桃太郎さん(お腰につけたキビダンゴ

    明治の初期までは、桃を食べて若返ったお爺さんとお婆さんの間に桃太郎が生まれたという回春型の話が主流だったという。今の桃太郎には、へそ曲がりの私は鬼に同情してしまう。


    post 童謡・唱歌 木版画

    (47) 紅葉      【唱歌】(25)   明治44年     高野辰之作詞  岡野貞一 作曲

    秋の夕日に 照る山紅葉(濃いも薄いも 数ある中に

    高野辰之が信越本線碓井峠の熊ノ平駅から眺めた紅葉の美しさから詞を作ったとされている。紅葉が美しくなるには、天候等の条件が色々と必要となるようだが、雨上がりで葉が濡れて色鮮やかになった時や、夕日で赤が増幅された時も素晴らしい。

    まだまだの猛暑の中、とても残暑とも云えない35℃の「夏」ですが、暦のうえではもう「秋」なのです。

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