2016年11月22日 |
Uncategorized | 『なつかしの歌かるた』の続編が出来ました はコメントを受け付けていません.
「なつかしの歌かるた」の続編が出来ました。
『童謡唱歌(50曲)の歌留多』は、木版手摺りで、既に完成。奥野かるた店から「印刷」の物が“なつかしの歌かるた”と云う名称で発売になっていました。
取り札が少なくなると、詠み手が歌い終わらない前に札が取られてしまうので、手摺りの続編(50 曲)を作ったのですが「印刷」は発売されませんでした。この度、私も参加しての「続なつかしの歌かるた」がようやく完成、発売されましたので報告迄。
これでようやく100枚でのかるた遊びが出来るようになったので、“施設を訪問してのかるた会”を始動させたいと思っています。
『 続 木版画 なつかしの歌かるた 』
制作 伊藤卓美
発売 奥野かるた店
製造 (株)北星社
定価 ¥ 2600
尚、私の方からでも“販売”しておりますので、お申し付けください。
“続”なつかしの歌かるたを制作して
前作の「なつかしの歌かるた《印刷版》」は平成23年12月に完成しました。平成元年に、次の世代に伝えたい歌をNHKが中心になって全国から応募、100曲を選定したものがありましたので、その中から50曲を選んでかるたに仕立てたものです。「いろは」でなく「歌詞」で札を取るようにしたのは、詠み手が歌えるので、皆で一緒に歌いながら取る事が出来ると思ったからでした。
驚いた事に、70代の人はほとんどの歌を知っていましたが、50代では50%、20代では20%台しか知っていなかったと云う事実でした。今の子供は一体どの位の歌を口ずさめるのでしょうか。せっかくの良い歌を子供に伝えたいと思っても「押しつけ」では逆効果でした。歌留多にしたら、札を取りたい一心で抵抗なく参加、歌を覚えてくれました。祖母が孫に詠んであげるという姿が理想です。
子供の頃口ずさんだ歌は、老人ホームでも好評でした。認知症になっていた人が、目を輝かせて歌い始めたと云う話や、年寄だからと座って参加していた人が、ある札になったら猛然とダッシュしたと云う逸話も聞いています。
皆で歌って盛り上がる歌留多は大好評でしたが、取る枚数が少なくなると、歌っている余裕なく札が取られてしまうという贅沢な欠点が見つかりました。まだまだ良い歌が沢山あるので、自分勝手の「続編を!」と作ったのがこの歌留多です。合わせて100枚でのかるた会は十分に歌えて盛会でした。
調べてみるとまだまだ良い歌が沢山残っていました。とりあえずの「続」ですが、せっかくなので、いつかは「続続」が出来る事をと思っています。
平成28年10月
木版画かるた制作者 伊藤卓美
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「続 なつかしの歌かるた」に入っている歌
青葉(あおば)の笛(ふえ)
あの町(まち)この町(まち)
あめふり
池(いけ)の鯉(こい)
一(いち)月(がつ)一(いち)日(じつ)
うさぎ
うさぎとかめ
牛若丸(うしわかまる)
美(うつく)しき天然(てんねん)
浦島(うらしま)太郎(たろう)
お江戸(えど)日本橋(にっぽんばし)
大きな古(ふる)時計(どけい)
おもちゃのマーチ
かえるの合唱(がっしょう)
案山子(かかし)
かたつむり
汽車(きしゃ)
金太郎(きんたろう)
金魚(きんぎょ)の昼寝(ひるね)
黄金虫(こがねむし)
故郷(こきょう)の廃家(はいか)
七里ガ浜(しちりがはま)の哀歌(あいか)
証(しょう)城(じょう)寺(じ)の狸(たぬき)囃子(はやし)
城ヶ島(じょうがしま)の雨(あめ)
すかんぽの咲(さ)く頃(ころ)
船頭(せんどう)さん
たなばたさま
月(つき)
鉄道(てつどう)唱歌(しょうか)
どこかで春(はる)が
どんぐりころころ
平城山(ならやま)
二宮(にのみや)金次郎(きんじろう)
野菊(のぎく)
羽衣(はごろも)
鳩(はと)
波浮(はぶ)の港(みなと)
はなさか爺(じい)さん
ペチカ
ひらいたひらいた
日(ひ)の丸(まる)の旗(はた)
浜辺(はまべ)の歌(うた)
村(むら)の鍛冶屋(かじや)
虫(むし)のこえ
ほたる来(こ)い
揺籃(ゆりかご)のうた
夕日(ゆうひ)
椰子(やし)の実(み)
宵待草(よいまちぐさ)
2016年10月20日 |
木版画教室, 金唐革紙(金革紙) | ”金唐革紙”を作る (早稲田大学オープンカレッジ 木版画教室にて) はコメントを受け付けていません.
金唐革紙を作る(早稲田大学オープンカレッジ 木版画教室にて)
金唐革紙(9)金唐革紙を作る
早稲田大学オープンカレッジの「木版画教室」では、来春の企画に“金唐革紙”の制作を考えている。
自分で模様を作り、版木を彫って、金箔を貼って、空摺りで凹凸を出し、手彩色で色を付ける作業を全て自分で行ってみたいと思っている。その後は、版での彩色を試みるのも面白い。
とは言っても、簡単には出来ないと思うので、楽しんで段々とレベルを上げてゆきたいと考えている。
①空摺りの技法で版を作る。
金唐革紙を考えたと云われる平賀源内は、空摺りの技法を鈴木春信から享受されたと思われている。源内の住んでいた長屋に鈴木春信も住んでおり、平賀源内の所のサロンに参加していたと云われるので、春信の空摺りの技法を応用すると云うのは当然だろう。
先ずは「線彫り」から入り、進化させたい。
2016年9月26日 |
Uncategorized | 木版画教室「匠の会」会場変更・年賀状講習会のお知らせ はコメントを受け付けていません.
会場としてきました「新町地区会館」が、改修工事に入る為、来年の2月迄、会場変更となります。
会 員 募 集 (2016~7年予定表)
木版画教室 ・年賀状講習会『匠の会』
*会場 桜新町区民集会場《サザエさん通り交番裏 》 他
*日時 月2回 午前10:00~12:00~
(原則として、第二・四週目の金・土の4日を予定。都合の良い2日をどうぞ)
*会費 月 5、000円
*講師 伊藤 卓美 早稲田大学エクステンションセンター 講師
木版画家
《簡単な版画から多色版、小品から大作まで、本人のペースで制作できます。》
木版画サークル 『 匠の会 』
問合せ先 世田谷区新町2-21-23 伊藤まき子
03-3706-6205
E-Mail mokuhanga@itowtakumi.com
URL itowtakumi.com
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予定表
地区会館修復工事で使えない為、来年2月迄会場の変更有り。
10月 8日(土)桜 ・14日(金)桜 ・22日(土)桜 ・28(金)桜
11月 11日(金)桜 ・12日(土)桜 ・25日(金)芝 ・26日(土)桜
12月 2日(金)桜 ・3日(土)桜 ・16日(金)芝 ・17日(土)桜
1月 13日(金)桜・14日(土)桜・27日(金)桜・28日(土)桜
2月3日(金)未・4日(土)未・17日(金)未・18日(土)未
*《会場 桜=桜新町区民集会場 芝=芝信用金庫会議室 未=未定 》
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* 匠の会 年賀状講習会
毎年、11月に年賀状講習会を開催しています。《桜新町区民集会場》
費用は 2日(都合の良い日)受講で ¥5,000
11月12日(土)Pm1:00~16:00
19日(土)Pm1:00~16:00
26日(土)Pm1:00~16:00
12月3日(土) Pm1:00~16:00
2016年7月5日 |
Uncategorized | 東京江戸百景⑨ 桜の飛鳥山碑 はコメントを受け付けていません.
2016年7月2日 |
Uncategorized | 東京江戸百景 ⑧ 王子凧市 はコメントを受け付けていません.
2016年7月2日 |
Uncategorized | 東京江戸百景 ⑦ 深大寺だるま市 はコメントを受け付けていません.
2016年6月26日 |
東京江戸百景 | 東京江戸百景⑥ 徳丸赤塚の田遊び はコメントを受け付けていません.
2016年6月8日 |
カルチャー教室 | 〝匠の会” 版画教室の日程変更 はコメントを受け付けていません.
2016年5月29日 |
Uncategorized | 東京江戸百景 (5) 「ボロ市」の紹介 はコメントを受け付けていません.